潤い雨

雨の日にゆっくり呼吸をすると、

鼻の中にひんやりとした空気が流れて、

喉の奥にも次第にその冷たさが伝わり、

カラダの中が湿っていく。

 

肌や髪の毛もジメジメしてきて、

カラダの外側も湿っていく。

 

こうして自分に必要な水分は、

カラダとココロに浸透していく。

木や土が水分で潤うように自分も潤う。

 

潤い雨をじっくりと戯れ楽しもう。

 

そうすれば雨は愛おしく、

命へのつながりを感じられる。