去る11/6に標津町で行われたヒグマフォーラムに参加してきました。
ヒグマの調査や研究に関わる様々な方々の研究発表や意見を聞くことができました。
個人的に興味深かったのは、ヒグマの食べ物です。
北大の研究によると、糞を調べた結果の内容物は60%以上がフキでした。
ということを踏まえて自分なりにイメージすると、
クマにとっての鮭や鹿は、私たちがたまにしか口にできない旬のぜいたく品みたいなもの?
なんて、勝手に思ってしまいました。
農作物や家畜の被害もあるようですが、
60%もフキを食べている事実を考えると、なんだかヒグマの謙虚さを感じてしまいます。
山に一番多く生えている山菜は紛れもなくフキなのですから。
この他にも色々な研究・調査発表がありましたが、
最終的に感じたのはヒグマに関してはまだまだ未知。
研究者も行動や個体性質については的確に答えていませんでした。
まぁクマのことを分かろうとするほうが無理な話ですかね。
とはいえ駆除は多すぎる。
「あいつ強そうだから、何かある前に殺しちゃおうよ」
人間世界ならこんな感じでしょう、クマ駆除の心理って。
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